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フロアワックスのお困り事

フロアワックス後にお困りになる事で最も多いのが黒ずみです。

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これは主に汚れの蓄積・汚れの取り込み・劣化による変色によるものです。

汚れの蓄積とは
繰り返しワックスを塗ったり油分を含んだ清掃用品で拭き掃除を繰り返した事により起こります。
予防するにはワックスを塗る間隔はできるだけ空けて回数を減らす事。元々ワックスで何をしたいかによりますが、光沢が欲しいのであれば、黒ずみは防げません。黒ずみも度が過ぎれば全体的な黒光りになりますのでそれを許容するしかありません。
簡易的に床を保護したいのであれば、できるだけワックスが摩耗してから摩耗した部分だけに塗る方法をお勧めします。少し厄介ですが、例えば廊下であれば歩行する中央部分に補充するような塗り方になります。

汚れの取り込みとは
ワックスに汚れが染み込む事で起こります。
予防するには濡れ拭きをする時にはキレイな雑巾やモップを使用する事です。
汚れた雑巾やモップで拭くと薄っすらと汚れが残り水分と共に染み込んでしまうのです。
汚れた雑巾で窓ふきするのと同じ状態です。

劣化による変色とは
フロアワックス自体は元々清掃用品ですので、5年とか10年とか長期使用を前提としたものではありません。
古くなったら取り除くものなのです。
ですが、なかなかできない事が多く長期間使用しているご家庭が多くあります。
長期間使用している事で酸化による劣化が起こり変色してしまうのです。
予防するには長期使用はしない事です。

黒ずみの対処法は、簡易的な方法はありません。
剥離して取り除くしかありません。

次に多いのが "剥がれ" と "シミ" です。

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これは基本的に防げない状態です。

基本的に塗ったものは剥がれる可能性はあります。シミも同様でワックスとフローリングの間に水分が入り込む事で剥がれたり若干浮いたような状態になったりしてしまう状態です。
塗っているので接着剤のように対象物を溶かして結合しているのではなく、密着している状態ですから剥がれる事はありえるのです。
予防としては剥がすような行為は行わない・水滴は速やかに取り除く事です。

簡易的な処置としては剥がれている部分にのみ再塗布するしかありません。

キチンと整えるには、剥離して整えるしかありません。

剥離・剥離洗浄・ワッスク剥離について

剥離・剥離洗浄・ワックス剥離は同じ内容の作業です。

まず作業前に気を付ける事が多くあります。

・そのフローリングの耐水性は十分か?
 フローリングの耐水性の確認にはフローリングとフローリングの繋ぎ目に水滴たらして
 10分程度放置→ふき取り→20分程度放置して
 膨れや変形がなければほぼ耐水性ありと判断できます。

・そのフローリングは剥離洗剤に耐性はあるか?
 耐水性の確認と同様の作業で膨れがなければほぼ大丈夫と判断できます。
 反り等の変形がある場合は剥離不可ですので、絶対に行ってはいけません。
 フローリング内側の接着剤が破壊されていますので、補修できなくなります。

・そのフローリングの劣化具合は剥離に耐えられるのか?
 日当たりの良い窓際や歩行負荷が多くかかる出入り口と痛みの少ない部屋の隅と比較する事で判断します。
 見た目や触った感触で平滑間の違いや色の違いで判断します。
 木目の消失や細かなヒビワレ・細かな凹凸感がある場合は剥離する事で状態が際立つようになる可能性が高くなります。
 基本的には剥離後に補修等の修正が必要になります。

フローリングの剥離で必要な道具として
剥離剤・雑巾やモップ・バケツなど簡単な道具でできるように書かれてる場合が多くありますが、実際に作業するにはこれだけではトラブルの予防にはなりません。
水分や洗剤分の除去にはフローリングの場合、水分の吸えるウェットバキュームは最低限必要となります。
これはフローリングの設置方法により必要となるものです。
フローリングとは隙間なく敷き詰められているものではなく、サネという凹凸部分を組み合わせて隙間を空けて敷かれているのです。
この隙間部分に入り込こんだ水分や洗剤はふき取る事はできませんので、吸い取る必要があるのです。
ですので、ウェットバキュームが用意できない場合、フローリングのために剥離作業はするべきではありません。

作業前の確認と道具が揃えば、剥離剤に書かれてる作業手順で作業を進める事はできると思いますが、すべて自己責任ですのでうまくいかなかった場合の覚悟は必要です。

プロの剥離作業

作業前のフローリング状態確認は基本的には同じです。
ただし経験値からの判断も含まれますので確認作業自体を行わない場合もありますが、リスクについての説明と合意は必要となります。

使用する剥離洗剤は一般販売されているアルカリ性洗剤は基本的には使用しません。
ワックスの状態とフローリングの状態により洗剤を調合するのが一般的です。

使用する道具はポリッシャーとウェットバキュームを基本としていくつかの洗い道具を使用します。